子宝Q&A
Q 周期療法とは?
A 「周期療法」は女性の月経を4つの期に分け、その4つの期ごとに漢方薬を飲み分けホルモンバランスを整える不妊治療法です。
Q 不妊症専門用語
抗ミュラー管ホルモン(AMH)とは?
A 不妊症のホルモン検査の一つです。
発育過程の卵胞から分泌されます。
AMHが低値で卵子数が少ない、閉経近い。
AMHが高値でPCOS(多能胞性卵巣症候群)。
Q 頸管粘液とは?
A 子宮頚管(子宮腔と膣をつなぐ管)から分泌される粘液。通常は細菌感染を防ぐ役目です。
排卵前になると量が増え、射精された精子が蓄えられ、随時卵管の方へ送り出されるので、排卵日当日よりも前日の方が妊娠しやすいと言われております。
Q ピックアップ障害とは?
A 排卵された卵子を卵管采が卵管の中にうまく取り込めない状態の事を言います。ピックアップ障害になると体外受精でないと妊娠できません。
Q GnRHアゴニストとは?
A 排卵抑制のための点鼻薬。
体外受精時に使用します。
Q HCG注射とは?
A ヒト絨毛ゴナドトロピンというホルモンです。プロゲステロンの分泌を促し、排卵を促進させます。
Q 胚移植とは?
A 分割した受精卵や胚盤胞をカテーテルで子宮の中に戻すこと。体外受精の過程の一部です。
A:漢方薬が直接妊娠させるわけではございません。
漢方薬を服用することにより、妊娠しやすい体内の環境を作り出すことが出来ます。
今の日本人は妊娠できないのではなく妊娠しずらい体質になっております。
その原因は晩婚化やストレス社会、乱れた食生活、女性の社会進出等が考えられます。
漢方薬は妊娠しずらくなっている体質を調整して、妊娠しやすい状態に変えていきます。
Q:漢方薬で不妊を改善する場合ひと月いくらぐらい費用がかかるの?
A: お客様の年齢や、何か婦人科疾患を持たれているのか、その他体質等によります。
年齢が上がればその分処方が変わって価格も上がる場合もございます。
婦人科系の疾患を抱えていればその分処方が増え価格も上がります。
最もスタンダードな周期療法の治療方法で一ヵ月約32,000円程です。(婦宝当帰膠・星火逍遙丸・冠元顆粒・杞菊地黄丸・参茸補血丸の5種類を服用した場合)
処方を減らす方法もありますが、効果が下がる場合も有りますのであまりおすすめできません。
ご主人様の方にも問題があればご主人様にも漢方薬をおすすめする場合もございます。
A:年齢やお身体の状態等により一概には言えません。
一つの目安として漢方薬を飲み始めてから細胞が入れ替わるのに180日程を要しますので、半年から1年が一つの目安ですが、20代なら3ヵ月、30代なら4~6か月、40代なら6か月~1年というデータもございます。
Q:来店する際基礎体温表は持参した方がいいの?
A:はい、必ずお持ちください。
基礎体温表にはいろいろな情報が詰まっております。
基礎体温表をもとに服用する漢方薬を決める場合もございます。
直近2カ月の基礎体温表をご持参ください。
Q:チョコレート嚢腫や感染症の影響で輸卵管が詰まっていると言われました、その場合でも周期療法で妊娠は可能ですか?
A:いいえ、完全に詰まって輸卵管閉塞がある場合は漢方薬での自然妊娠は不可能です。
この場合基本的に手術や体外受精の適用となります。
つまりの程度が軽ければ漢方薬で改善できる場合もございます。